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ルネサス テクノロジ、ケイデンスの「Turbo」テクノロジ搭載のVirtuoso Spectre Circuit Simulatorを採用

ケイデンスのVirtuoso Spectreが高性能かつシリコン精度の高いシミュレーションを提供


電子設計のイノベーションで世界をリードするケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、社長兼CEO:Michael J. Fister(マイケル・J・フィスター)、日本法人 本社:神奈川県横浜市、社長:川島良一、以下ケイデンス)は、
7月7日(米国現地時間)、株式会社ルネサス テクノロジ(以下、ルネサス)が、アナログおよびミックスシグナル設計向けに、性能を大幅に向上する「turbo」テクノロジ搭載のVirtuoso(R) Spectre(R) Circuit Simulatorの新バージョンを採用したと発表しました。
ルネサスは、「turbo」テクノロジ搭載のVirtuoso(R) Spectre(R) Circuit Simulatorの早期アクセス・プログラムに参加し、レイアウト前の設計向けのシミュレーション実行時間の大幅な削減を実現しました。またルネサスは、この新しいVirtuoso(R) Spectre(R) Circuit Simulatorを使用して、SPICE精度を一切犠牲にすることなく、シミュレーション速度を最大で5倍も向上させました。


ケイデンスは、4月29日にドイツ・ミュンヘンにて開催されたCDNLive! EMEAにおいて、turboテクノロジを発表しました。turboテクノロジはシリコン精度を確実に保証しながら性能を向上するため、設計者はPLL、ADC、トランシーバ、CDRや種々の電源ICなどの複雑かつ大規模なアナログ設計を検証できます。
この新しいテクノロジは、既存のソリューションと比べて、精度を犠牲にすることなく、最大で10倍の性能向上により、あらゆるアナログ設計メソドロジとプロセス・ノードにわたる幅広い課題に対応します。このスピード向上によりアナログおよびミックスシグナル設計者は、シリコン上の実動作に近い精度で大規模で複雑な設計を検証し、厳しいテープアウトのスケジュールを達成できます。また、このturbo テクノロジは、先端プロセス・ノードにおいては深刻な課題となりかねない寄生素子の潜在的な影響を効率的に解析し、多大な寄生素子の影響をうける設計の性能を20倍までに向上させます。


ルネサス・コメント:
三輪 久晴氏(株式会社ルネサス テクノロジ、製品技術本部 設計技術統括部 統括部長):
「我々は、新しいケイデンスのシミュレーション・テクノロジである、turbo機能が備わったSpectreに期待しています。導入後、即座に使用できるほどの簡単な操作性を持ち、精度を一切犠牲にすることなく、複雑な電源ICのシミュレーション性能を最大で5倍向上させました。我々は、これまでもアナログ設計やセルのキャラクタライゼーション用の標準SPICEシミュレータとしてSpectreを使用してきましたが、この度、turboテクノロジを我々のフローに統合することにより、大幅な生産性向上が可能になると見込んでいます。」


ケイデンス・コメント:
Sandy Mehndiratta(米国ケイデンス、Product Marketing Director for Custom IC Platform):
「ルネサスはMCU分野で業界をリードする企業であり、重要なミュレーション速度向上にturbo機能が貢献することを嬉しく思っています。今回のturbo機能のような高性能テクノロジにより、お客様は最も複雑な設計をより迅速にかつ正確に検証でき、市場投入期間に対する要求を満たすことができます。」