Home > Press Releases > 2009年10月28日

  • Contact
  • Print

ケイデンス、新しい微細化設計機能により、PCB設計におけるリーダーシップをさらに確立

AllegroおよびOrCAD PCBソフトウェアの最新リリースが設計期間を短縮しながら生産性と性能を向上

電子設計のイノベーションで世界をリードするケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下ケイデンス)は、10月27日(米国現地時間)、PCB設計者の生産性と成果を向上するために新しい特徴と機能を備えたケイデンスのAllegro(R) およびOrCAD(R) PCBソフトウェアの最新リリースを発表しました。Allegroおよび OrCAD PCB Designの最新リリース16.3は、PCB設計者に対し、最終製品のダウン・サイジングを可能にし、物理的なプロトタイプの繰り返しを削減、設計期間の予測性を高める重要な新しい機能を提供します。

このリリースには、PCB設計のためのrigid-flex配線、高密度のインターコネクト(high-density interconnect:HDI)ルールの拡張、3次元表示、およびRF回路の非対称クリアランス設定などの改善により、さらなる機能とインターコネクトの密度を向上するための強化が実現されています。ユーザーは、拡張されたマイクロビア・スタック向けのルールにより、最も困難なHDI設計を行い、フレキシブルな外形を囲むマルチライン・カーブを持つバス配線が、リジッド・フレックス配線設計を加速します。さらに、統合された3次元PCB ビューアを使用して部品やHDIマイクロビアの引出し配線を視覚的に捉えることで、設計者はメカの設計チームとの間での不要な作業の繰り返しを削減することができます。また、Allegro PCB RF Optionは、1つあるいは複数のRFエレメントの非対称クリアランス設定を使用することにより、高精度なRF回路の設計期間を短縮します。

Allegroおよび OrCADの最新リリースは、機能やその品質が確実にお客様の要求に合致するように、様々な段階で事前確認の手法を採用しました。北米、ヨーロッパ、アジア、および日本から20社以上のお客様がベータ・プログラムに参加しました。このベータ・プログラムに参加したお客様およびケイデンスのパートナー企業には、NVIDIA社、Emerson社、Kaleidescape社、Freedom CAD社、Nordcad社、FlowCAD社、Graser社、およびTektronix社などがあります。

また、最新リリース16.3の特徴として、OrCAD製品ファミリにおける生産性と使い勝手の大幅な向上が挙げられます。一例として、OrCAD Capture/CISには、素早い接続を可能にするための自動配線機能や、フットプリントの新3次元表示機能が加えられました。OrCAD PCB Editor は、3次元表示と、基板のフリップ機能、片面PCB設計向けのジャンパーのサポートが可能となりました。そして、OrCAD Signal Explorerは、ユーザ・インタフェースを改良し、ドラッグ・アンド・ドロップやコピー・アンド・ペースト機能、およびネイティブなIBISモデルをサポートします。

最新のAllegro PCB Signal and Power Integrityソフトウェアは、ユーザーの使い勝手の改善にも注力しており、新しいユーザ・インタフェースや、配線前の解析環境におけるスタック・アップ・レイヤを考慮した機能などが付加されました。また、バッファ・モデリング標準機能として、ネイティブなIBISモデルや、ケイデンスのVirtuoso(R) Spectre Circuit Simulatorモデルを含むSPICEモデルをサポートしました。さらに、設計期間の管理を強化するための改善として、多数のマルチ・ギガビット信号を持つPCBを高速でスキャンし、解析結果のS/N比に従って信号にランク付けを行い、詳細な解析を適用すべきかどうかをすぐに判断する機能が付加されています。

最新リリースにおけるその他の対応として、部品データ管理があります。統合されたECAD、MCAD部品の構築、生成、およびサーバー/クライアント化により、物理設計のプロトタイピングの不要な繰り返しを削減します。新しい部品推奨機能は、設計期間を短縮するために、部品の管理、部品の事前リリースや暫定部品の通知までにも拡張されています。さらに、設計者は、承認済部品や推奨の交換部品情報に基づいて自動的に部品のアップデートをおこなうことができるため、販売中止部品をトラッキングすることにより、品質を確保することができます。

AllegroおよびOrCAD PCB Designのリリース16.3は、2009年12月上旬からダウンロードにより入手可能です。

関係者コメント:
Vincent Di Lello氏(Kaleidescape Canada, Inc. Senior PCB Designer)
「我々は、リリース16.3向けに様々な段階でのベータ・プログラムに参加し、大変感銘を受けました。この新しいリリースにおける機能向上は、設計の微細化に対する我々の課題に非常によく対応しています。我々はこの新リリースが使用できるようになり次第、早急に設計フローに採用できることを楽しみにしています。」

Scott Miller氏(Freedom CAD社、Chief Operating Officer):
「最新リリースのAllegroは、rigid設計あるいはrigid-flex設計における設計微細化の課題に対応するために多くの改善された機能を提供しています。設計サービスを提供する企業として、我々は、設計者の生産性と設計プロセスの予測性向上に常に関心を寄せています。我々は早期に16.3に移行し、お客様にも16.3への移行を勧めるつもりです。」

(注)ケイデンスのOrCAD製品は、サイバネットシステム株式会社が販売、サポートしています。詳細は、下記のURLをご参照ください。
http://www.cybernet.co.jp

CadenceおよびCadenceロゴはCadence Design Systems, Inc.の登録商標です。
その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。