Home > Press Releases > 2009年7月1日
電子設計のイノベーションで世界をリードするケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下ケイデンス)は、6月30日(米国現地時間)、株式会社日立製作所(本社:東京都中央区、以下日立)が推進中の設計効率向上と設計期間短縮のためのプロジェクトにおいて、ケイデンスのGlobal Route Environment (GRE)を実設計プロセスで使用した結果、通信用高速PCBの配置・配線設計工数を40%削減したと発表しました。日立は、今まで自動配線の適用が不可能であった高速デジタル信号用のコンストレイントがフルに適用されたPCBの配置・配線を、インターコネクトのプランニングから詳細配線に至るまでGREの配置・配線設計メソドロジを適用しました。この試行は、設計効率の向上と設計期間を短縮するための日立全社プロジェクトの一環として日立グループの通信機部門、株式会社日立コミュニケーションテクノロジーが担当しました。 ケイデンスのGREテクノロジは、PCB向けの次世代のインターコネクト・プランニング・ツールで、新世代のPCBをターゲットにした全く新しいコンセプトに基づくプランニング環境です。GREを使用することにより、これまで自動化が不可能であったインターコネクト・プランニングと配線のさまざまな段階で自動化が可能になります。プロセスの初期段階では、Interconnect
Flow Designerにより、ハイレベルな配線経路を指定することができます。Interconnect
Feasibilityの機能は、配線可能エリアを確認し、その情報を伝達するため、ユーザはそれに基づき配線経路を変更することができます。 これまで日立では、高速の配線コンストレイントがフルに適用された信号の配線には、自動配線が適用できませんでした。GREテクノロジは、ユーザが配置と配線経路およびパスの探索を同時に行うことができるため、PCB設計品質を劇的に改善します。日立は、GREにより様々なトレードオフを早期に確認しながら、PCB設計を効果的に行うことができました。日立では、GREのパフォーマンスや機能の向上とともに、今後さらなる工数削減が実現できるものとみています。 2007年3月、日立とケイデンスは、設計効率を向上させ、設計期間を短縮するために日立がケイデンスのEDAツールを全面採用し、社内に標準的に適用できる設計フローやノウハウを蓄積したハードウェア製品開発向け設計システムを構築しモノづくり力を強化するための取り組みについて共同で発表しています。 日立コメント: ケイデンス・コメント: CadenceおよびCadenceロゴはCadence Design Systems,
Inc.の登録商標です。 |