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日立がケイデンスのPalladiumトランザクション・ベース・アクセラレーション・テクノロジを使用して、システム・レベルのシミュレーションの性能を100倍向上

ケイデンスの先進検証アクセラレーション・テクノロジが
ネットワーク・システムの検証期間を短縮し、品質と信頼性を向上


電子設計のイノベーションで世界をリードするケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下ケイデンス)は、7月19日(米国現地時間)、株式会社 日立製作所(本社:東京都千代田区、以下日立)が、ケイデンスの先進のIncisive(R) Palladium(R)トランザクション・ベース・アクセラレーション(TBA)・テクノロジを使用して、イーサーネットのルーティング・スイッチング製品向けの新しいシステム・レベル検証環境を構築したと発表しました。Palladium エミュレーション・システムと、Incisive Enterprise Simulatorをベースとした新しい環境は、従来のHDLシミュレーションと比較して100倍のパフォーマンス向上を実現します。この環境は、制約付ランダム・テスト生成をサポートし、シミュレーション、デバッグ、および検証プロセスに対する管理と可視化を強化します。

日立とケイデンスの設計者は、PalladiumのTBAテクノロジを、日立の今後のLSI開発フローに統合するために協業しました。これまでの日立の環境は、従来のHDLシミュレーションをベースとしたもので、テストベンチ間のシグナル・ベースの通信、カバレッジ・ドリブンな日立内製の検証IP(VIP)、および設計回路を備えていました。日立は、新しい環境構築のために2段階のプロセスを実行しました。まず、第1段階として、VIPを修正し、トランザクション・レベルのインタフェースを付加しました。次に、VIPのバス・ファンクション・モデル部分を設計回路と共にPalladiumエミュレーション・システムに合成・マッピングしました。その結果、全体のパフォーマンスが100倍以上向上しました。TBAを含む新しい環境により日立の設計者は、ネットワーク・トラフィックを変化させ、Palladiumシステム上で複雑なネットワーク・コンポーネントを検証できるようになりました。また、日立の設計者は、Palladium TBA以外にも、イーサーネット向けアダプタ・ボードであるCadence(R) SpeedBridge(R) AdaptersやARMのロジック・タイルなど、Palladiumのイン・サーキット・エミュレーション機能を活用し、検証インタフェースのエミュレーションを実行して、パフォーマンスを向上させています。

日立コメント:
檜山 徹 氏(ハードウェアモノづくり統括本部 本部主管)
「日立は、長年、ケイデンスのPalladiumテクノロジを、イン・サーキット・エミュレーションとシミュレーション・アクセラレーションのために効率よく使用してきました。
そしてセットアップやコンパイル期間の短縮、デバッグのサポート、パフォーマンス向上、および使い易さに関するPalladiumのトランザクション・ベース・アクセラレーションの機能強化を大変嬉しく思っています。日立の設計者は、新しいTBA環境を構築、実行してそのパフォーマンス、柔軟性、および拡張性の点で大変優れた結果を得ることができました。
我々は、この新しいフローが、検証と認定に要する期間を大幅に短縮すると期待しています。」

ケイデンス・コメント:
Ran Avinun(米国ケイデンス、Product Management Group Director for System Design and Verification):
「我々のPalladium TBAは、日立のように業界をリードする企業が製品の市場投入期間を短縮し、複雑な設計を徹底的かつ自信をもって検証できるようなデバッグ上のメリットを提供します。Palladium TBAは、重要な設計プロジェクトにおいて、お客様がフルシステムでの検証を加速するためにケイデンスが支援する最新の例です。」


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