Home > Press Releases > 2011年12月14日

  • Contact
  • Print

ケイデンスのPalladium XP Verification Computing Platformがパナソニックのデジタル・コンシューマ製品向けSoC設計を加速

先進の機能を備えたコンシューマ製品に使用されるSoCの設計期間を短縮


電子設計のイノベーションで世界をリードするケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下ケイデンス)は、12月13日(米国現地時間)、パナソニック株式会社(本社:大阪府門真市、以下パナソニック)が、スマートテレビや、ビデオレコーダなど、次世代のデジタル・コンシューマ製品向けSoC設計を加速するため、ケイデンスのSystem Development Suiteの一部であるCadence(R) Palladium(R) XP Verification Computing Platformを導入したと発表しました。Palladium XPは、シミュレーション、アクセラレーション、およびエミュレーション機能を単一の環境に統合し、ハードウェア・ソフトウェアのシステム検証を可能にします。その結果、パナソニックのように先進のデジタル・コンシューマ製品を提供するお客様にとって、複雑なSoC設計の検証が迅速に完了できます。

スマートテレビなどのデジタル・コンシューマ製品は、マルチチャンネルのデコーディングおよび表示を行いながら、同時にインターネットと接続するなど先進的機能をサポートしなければなりません。さらに、これらを実現するには、ハードウェアとソフトウェアとの密接な統合が要求されます。
パナソニックは、Palladium XPを使用して、複雑な機能をテストし、密に接続されたハードウェア・ソフトウェアのシステムを検証しました。特に、パナソニックの検証環境をPalladium XP に接続し、ハードウェアとソフトウェアで実現される画像動作の確認を行いました。システムレベルでソリューションを検証できるこの機能により、パナソニックは、厳しいスケジュールの中、業界をリードするデジタル・コンシューマ製品向けSoCを短期間に完成することができました。

Palladium XPについて:
Cadence Palladium XP Verification Computing Platformは、ハードウェアとソフトウェアとのシステム統合に必要な期間を最大で50パーセント短縮することを狙いとしたケイデンスのSystem Development Suiteを構成するプラットフォームの一つです。Cadence Palladium XP Verification Computing Platformは、設計を精度高く表現するため、設計者は素早く、かつ確実にバグを検出、修正でき、より高品質なシステム、およびサブシステムを実現させることができます。このプラットフォームは、最大で20億ゲート規模の設計に対応しており、最大4MHz の性能を実現、512ユーザまでを同時にサポートできます。また、独自のシステムレベルでの低消費電力解析により、コンシューマ・エレクトロニクス製品の消費電力が予測でき、より優れた設計を行うことができます。設計チームは、拡張性のあるメトリクス・ドリブンな検証環境において、アクセラレーションやエミュレーションを、必要に応じてシミュレーションに「ホット・スワップ」できるため、検証プロセスが加速され、組み込みソフトウェアのテストや、異なるIPやシステム・アーキテクチャの性能予想を早期に実施できます。

パナソニック・コメント:
藤川 悟 氏(デジタルコア開発センター 所長):
「デジタル・コンシューマ製品がますます複雑になるにつれ、それら製品の中枢となるSoCの検証も複雑になっています。Palladium XPシステムにより、高度に複雑なSoC設計をシステムレベルで検証できました。また、チップレベルでの検証は加速され、予測性が向上、その結果製品の市場投入期間に対する要求に応えることができました。」

ケイデンス・コメント:
Christopher Tice(米国ケイデンス、Corporate Vice President):
「アプリケーションに主導されるデバイスの技術革新と導入が短期間で行われる中、効果的なハードウェア・ソフトウェア開発ソリューション、および拡張性の高いシステム検証ソリューションがお客様にとって必要となります。パナソニックのような先端企業は、ケイデンスのSystem Development Suite の一部であるPalladium XPを使用することで、今日市場が求める要求に迅速に対応し、次世代のコンシューマ・エレクトロニクス製品向けSoCのソフトウェア・ハードウェア設計、統合、そして検証を効果的に行うことが可能になります。」


CadenceおよびCadenceロゴはCadence Design Systems, Inc.の登録商標です。
その他記載されている製品名および会社名は各社の商標または登録商標です。