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ケイデンス、新しいARM ACE 検証IPにより、マルチプロセッサを使用したモバイル機器開発を加速

ARM(R) AMBA(R) 4 AXI Coherency Extensions(ACE(TM))プロトコルのサポートを加え、VIP Catalogを拡張

電子設計のイノベーションで世界をリードするケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下ケイデンス)は、6月6日(米国現地時間)、ARM Ltd(ARM)の新しいAMBA 4 Coherency Extensions(ACE)プロトコル向けのverification IP (VIP:検証IP)の提供を発表しました。その結果、業界で広く利用されているケイデンスのVIP Catalogが拡張され、マルチプロセッサを使用したモバイル機器開発が加速されます。設計者は、新しいVIPを使用して、タブレット端末やスマートフォンなど、多様なモバイル・アプリケーション向けに採用されているARM Cortex(R) A15マルチプロセッサを使用した設計の機能検証が実行できます。マルチプロセッサを含む設計は、より強力なソフトウェア・アプリケーションを高速な応答時間で実行させるために必須である、複数のタスクを並列に、かつ効果的に実行するためのキャッシュ・コヒーレンシーに十分注意する必要があります。ACEプロトコルは、ハードウェア・ベースのキャッシュ・コヒーレンシーを提供し、ARM Cortex-A15ベースのマルチプロセッサを含む設計と連携して使用されます。ケイデンスの包括的なインターコネクト・ファブリック監視機能とACE VIPを併用することにより、設計者にとって整合性を検証する業界初の完全なソリューションが可能になります。

AMBA 4 ACE VIPは、プロトコル検証IPおよびメモリ・モデルから構成されるケイデンスの広範なVIP Catalogに追加された最新のVIPです。設計者は、VIPを使用することでシリコン、SoC、およびシステム・レベルでシステムを検証でき、ケイデンスのEDA 360ビジョンを実現するために必要となるテクノロジを得ることができます。

ケイデンスのVIPによって使用された先進的なメソドロジは、過去10年間以上にわたり、1600件以上のAMBAを使用した設計が仕様に合致しているかどうかを検証するために提供されてきました。そして今、キャッシュのコヒーレンシー、およびマルチプロセッサを使用した設計に伴う使用上のシナリオがさらに複雑になるにつれ、ケイデンスの先進的なVIPは、設計の検証を完了するために一層その重要性を増しています。ケイデンスのVIPは、ACE仕様への確実な準拠を達成するために各々のマスターおよびスレーブを検証し、インターコネクト・ファブリック監視機能と連携して、SoC全体のコヒーレンシーを確認することで設計が真に整合性を保っているかを確実にします。この完全なACE検証ソリューションは、ケイデンスのみが提供できるものです。

ケイデンスのACE検証ソリューションは、広範なVIP Catalogの一部として現在提供中です。ケイデンスのACE検証ソリューションに関するさらなる詳細情報については、以下のURLをご参照ください。
http://www.cadence.com/products/fv/verification_ip/Pages/ambaprotocol.aspx

ACE検証ソリューションは、2011年6月6日から9日まで米国カリフォルニア州サンディエゴ市で開催されているDesign Automation Conference (DAC)期間中、ケイデンスのブース(ブース#2237)、および現地時間6月7日に開催されるExhibitor Forum「ARM, Cadence and TI Explain Cache Coherent Design Opportunities and Verification Challenges」においても紹介されています。

ARMコメント:
Michael Dimelow氏(Director of Marketing、Processor Division)
「モバイル設計の複雑さは、これまで非常に高性能なシステムにしかなかった機能を要求するほどまでに達しています。ACEプロトコルは、複数のプロセッサと分散メモリ間で増え続けるトランザクションを管理するために必要となるキャッシュのコヒーレンシーを提供します。この機能は、まさに全てのコンシューマ機器に必要といえます。そして、特にネットワークやエンタープライズ市場において顕著です。ARMは、EDAベンダーのVIPツールがこれらの複雑なコヒーレントなコンピューティング・システムを検証する機能があることを確認するため、ケイデンスなどのEDAパートナーと緊密に協業してきました。」

ケイデンス・コメント:
Ziv Binyamini(米国ケイデンス、Corporate Vice President of System & Software Solutions, Research and Development):
「ケイデンスは、昨年1年間、ARMおよびCortexA-15の主要ユーザーとの協業することで、ACEプロトコルベースのシステムを検証するために不可欠なVIPを提供しています。このVIPは、高度なARMベースのモバイル機器の開発スピードをあげ、キャッシュのコヒーレンシーや、マルチプロセッサ・システムの設計に特有な増え続ける課題を克服するために、絶対的に必要なものです。」

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