Home > THE SOUND OF CADENCE > SOC71 > FUN NOTES
FUN NOTES
![]() |
| 「発覚」 |
| 以前、このコーナーで娘に年齢を偽っている話をした。その当時は、当分騙し続けていく自信たっぷりであったのだが、自らの不注意により、あまりにも呆気なくその時がやってきてしまったのである。あれからも度々「本当は何歳なのか?」と聞かれ、その都度、適当に誤魔化し話題を逸らし過ごしてきたのである。どうやら子供たちの間では、親の年齢が話題になることがあるようで、真実を明かさないことがお互いの幸せであると思っていたために。 それは健康診断日の朝のこと、うっかり目につくところに健康診断に持参する書類を置きっ放しにしてしまっていたのである。「あ~っ!本当は○○才だったじゃない!嘘ついてた~」の声が。普段、寝起きの悪い彼女にとっては、それが目覚ましになったことと思うが、こちらは忙しい朝に厄介なことになってしまったと。慌てて「それは健康診断の順番よ~。」と言っては見たものの、その数字の横にはしっかりと「年齢」との文字が。 「長年騙し続けていたな。」と言いたげな気不味いムード。こんなことで、今まで偽り続けてきた年齢ばバレるとは。 あれから1ヶ月。あの数字を覚えているか探りを入れるのも怖く、彼女は年齢の話をすることがなくなったのである。それでも、未だ年齢を書かなければならない書類があると見つからないようにコソコソとしているのである。きっと、そんな姿を馬鹿馬鹿しいと思っているに違いない。なお、彼女の今の興味は、私の体重なのである…。 |
| (AYU) |
|
【編集後記】 先日テレビで「激走モンブラン」という番組を見ました。これは、ウルトラトレイル・ド・モンブランと呼ばれ、モンブランを周回する全長166kmのトレイルランニング大会です。累積標高9,800m、制限時間46時間。地球で最も過酷な山岳レースだそうです。なんと70歳でこれを完走した参加者もいました。何故ここまで人は挑戦するのか。あまりの過酷さゆえ、そして過酷な目標を達成したときに得るものにあるように思えます。限界に挑戦するという人を突き動かすものが、何か次を切り拓いていくのかもしれません。それにしても人の力ってすごいですね。不眠不休でアップダウンの激しい山道を走り続けることができるのですから、この不況を乗り切れないわけがないと、妙に納得した番組でした。(Hirarin) |