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いよいよDFMはインプリ工程で!
EDI System DFMオプションをリリース

ケイデンスのEncounter® Digital Implementation (EDI)Systemは、フラットおよび階層設計における低消費電力やミックスシグナルの課題に対応し、最先端プロセスでの設計収束を可能にするソリューションです。RTL合成、プロトタイピング、フロアプラン、チップのインプリメンテーション機能や統合されたサインオフ環境をサポートすることにより、早期に精度の高いフルチップの実装を設計者へ提供します。また、優れたRTLと物理合成、プロトタイピング、自動フロアプラン合成、クロック・ツリー、ナノメーター配線、ミックスシグナル対応、低消費電力インプリメンテーション、そして製造工程でのばらつき考慮や最適化などの機能が統合されています。これらの機能や優れた技術により統合された解析機能、最適化機能により、高品質なタイミング、シグナル・インテグリティ、エリア、パワーや歩留まりを提供します。EDI Systemは大規模・低消費といった様々な厳しい設計課題を解決し、設計期間の著しい短縮を実現します。

いよいよDFMはインプリ工程で

40nm/45nmプロセス・ノードから、DFMの必要性が顕著になってきました。大手ファウンダリ・メーカーの中には、DRCと同様に、サインオフとしてのリソ/CMPについてのDFMチェックを推奨しているメーカーがあります。先端ファウンダリ・メーカーで承認されたCadence Litho Physical Analyzer (以下LPA)、Cadence CMP Predictor(以下CCP)を使用することによって、これらサインオフDFMチェックに対応することができます。
ケイデンスは、LPA、CCPを用いたDFM検証とホットスポットを検出した場合の修正フローを提供していますが、検証-修正フローをさらに進めてインプリ工程での防止が行えるよう、ツールの改良、新機能の開発を行っています。これは、EDI SystemのDFMオプションとして、2010年1月にリリースされました。インプリ工程であらかじめ対応することで、リソ/CMP関連の問題発生の可能性を格段に減らし、結果として設計TATの短縮を図ることが可能となります。(図1参照)

図1:DFM 検証は設計ステップの上流へ(EDI SystemとDFMオプションによる設計環境)
図1:DFM 検証は設計ステップの上流へ(EDI SystemとDFMオプションによる設計環境)
 
インプリ工程での要求は、サインオフツールとしての要求とやや異なります。
 
サインオフ手法として
   –  フル・モデル・ベース・シミュレーションであること
   –  精度良く全てのホットスポットを検出しなければならないこと
   –  精度を犠牲にせず、最大のパーフォーマンスが必要なこと
    目安;大規模ブロックをOvernightで検証完了
     
インプリ工程での“防止手法”として
   –  ほとんどのホットスポットを検出し、下流工程での問題発生“防止”を行う
   –  設計者の要求の応える検証速度を達成すること
   –  設計者にとって利便性が高いこと (ease of use)
     
以上のように、サインオフ手法としては“精度“が絶対的であるのに対し、インプリ工程では高速処理や設計者にとっての利便性が要求されます。
 

EDI SystemのDFMオプションは、統一されたコックピットでの作業が可能なため、EDI Systemユーザにとって操作性が大変良いものとなっています。(図2.参照)

図2:EDI SystemとDFMオプションを用いたリソ検証と修正
図2:EDI SystemとDFMオプションを用いたリソ検証と修正
 

また、ケイデンス独自のスクリーニング手法とシミュレーション技術を組み合わせることで、サインオフLPAの約100倍の処理速度を達成し、インプリ工程での厳しい設計者からのTAT要求を満たすことができます。これらを用いてブロックレベルの設計からホットスポット防止、検証を行う(階層毎にサインオフ)ことにより、フルチップでの検証を軽減することができるため、TATを大きく短縮することが可能です。
設計から”歩留まり”改善。 ケイデンスのモデル・ベース手法とEDI Systemのインテグレーションが一段と発展しました。

関連情報

EDI System製品情報:
・ http://www.cadence.co.jp/products/di/ (日本語)
・ http://www.cadence.com/cadence/newsroom/features/Pages/edisystem.aspx?CMP=100201edisys_bb (英語)
 
EDI Systemデータシート(日本語):
 Encounter Digital Implementation System (354KB)
 
広報誌 (SOUND OF CADENCE) 掲載記事(日本語):
「忙しい設計者のための高速化されたEncounter Digital Implementation System 9.1」(Vol.71 January 2010)
 
プレス・リリース(日本語):
2010.2.2   ケイデンスのEncounter Digital Implementation System 9.1、複雑なSoC設計の生産性における
緊急課題に対応
2010.1.26   40nmプロセスの先端ASIC設計環境を構築
-NECエレクトロニクスがケイデンスの設計ソリューションを採用-