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ケイデンス、ソフトウェアの早期開発に向けてProtium S1 FPGAベース・プロトタイピング検証プラットフォームを発表

要旨:

  • 業界をリードするケイデンスのシステム機能検証ソフトウェア製品群を支えるソリューションとして次世代のFPGAベース・プロトタイピング製品を提供開始
  • 設計の立ち上げ時間を平均で80%短縮
  • Palladium Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームと共通の前処理工程を使用し、容易な適用、早期立ち上げを実現
  • 従来の製品と比較して、対応する設計規模を6倍向上

ケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス)は、2月27日(米国現地時間) 、技術生産性を高める革新的な新しいインプリメンテーションアルゴリズムを採用したProtium™ S1 FPGAベース・プロトタイピングプラットフォームを発表しました。Protium S1プラットフォームは、ケイデンスPalladium® Z1エンタープライズ・エミュレーションプラットフォームと前処理工程を共通化することにより、一般的なFPGAプロトタイピング手法と比較し、平均で80%、検証立ち上げ期間を短縮することができます。また、新しいケイデンスのプラットフォームは、Xilinx® Virtex™ UltraScale™ FPGAテクノロジーを利用することにより、従来の製品と比較して、対応する設計規模が6倍向上し、性能が平均で2倍向上しています。ネットワーク市場、コンシューマー市場、ストレージ市場における先行カスタマーは、すでにProtium S1プラットフォームを導入しています。

Protium S1プラットフォームに関する詳細な情報は、
www.cadence.com/go/Protium_S1
をご覧ください。

設計者の生産性を向上するProtium S1プラットフォームの利点は次の通りです:

  • 超高速プロトタイプ立ち上げ: 設計者は、プラットフォームの高度なメモリーモデリングおよびインプリメンテーション機能により、プロトタイプ立ち上げにかかる時間を数か月から数日に短縮することができるので、より早期にファームウェアの開発を開始可能
  • 使いやすさと適用の容易性: プラットフォームがPalladium Z1プラットフォームと共通のコンパイルフローを共用しているため、既存の検証環境を最大で80%再利用することが可能で、2つのプラットフォーム間の前処理工程の共通化を実現
  • 革新的なソフトウェアのデバッグ機能: メモリーのバックドアアクセス、複数のFPGAをまたがる波形表示、フォース/リリース、ランタイムクロック制御など、ファームウェアやソフトウェアの生産性を強化する機能を提供

Xilinx社コメント:
Peter Ryser氏 (senior director for System Software, Integration and Validation)

「ケイデンスのProtium S1プラットフォームは、開発の全体フローにおける最も早い段階で、何百人ものソフトウェア開発者に配布できるソリューションを提供してくれます。開発者は、プロトタイプの立ち上げに時間を費やすことなく、設計の確認およびソフトウェア開発など本質的な開発に注力することができます。さらに、ケイデンスPalladium Z1エミュレーションプラットフォームとフローが共通化されているので、エミュレーションからプロトタイピングへのスムーズな移行が可能となり、開発の生産性を大きく向上してくれます。」

Mellanox社コメント:
Alon Webman氏(vice president of Silicon Engineering)

「EthernetやInfiniBandなどの先端のインターコネクトソリューション、サーバー、ストレージ、ハイパーコンバージド インフラ ストラクチャで業界をリードする弊社おいて、設計の複雑度は絶え間なく増しており、厳密な検証が必要になっています。ケイデンスのProtium S1はPalladium Z1と共通な設計環境を提供してくれるので、エミュレーションとFPGAプロトタイピングの使い分けを最適化することが可能になります。我々はProtium S1プラットフォームを使用して、エミュレーションよりも高速な周波数でハードウェア設計のリグレッションやソフトウェア開発を行い、一方Palladium Z1はより価値の高いユースモデルに関するハードウェア、ソフトウェア検証に集中して活用しています。」

ケイデンス・コメント:
Anirudh Devgan (senior vice president and general manager of the Digital & Signoff Group and the System & Verification Group):

「プロジェクト全体のスケジュールを短縮するためにソフトウェアの早期開発に対するニーズがますます高まり、より先進的なエミュレーションプラットフォームやFPGAベース・プロトタイピングプラットフォームの提供を加速する必要がありました。Protium S1プラットフォームにより、必要なハードウェアおよびソフトウェアのコンポーネント、早期立ち上げおよび高度なデバッグ機能が統合されたインプリメンテーションフローがソフトウェアの開発チームに対して提供されることで、競争力のある最終製品を数か月も早期に実現することができます。」

Protium S1プラットフォームは、ケイデンスの検証製品をさらに革新し、System Design Enablement (SDE) 戦略をサポートします。システム企業および半導体企業は、他社を差別化できる完成度の高い最終製品をさらに効率よく作成することが可能になります。ケイデンスのVerification Suiteは、クラス最高レベルのコアエンジン、検証ファブリックおよびソリューションによって構成されており、設計の品質とスループットを向上し、多岐にわたるアプリケーションや関連分野における検証の要求を満たします。

関連ニュースとして、ケイデンスは本日、もう1つのVerification Suiteエンジンとして、業界初の実製品に適用可能な第三世代のシミュレーターであるXcelium™ Parallel Simulatorの提供を発表しました。Xcelium simulatorの詳細な情報は、http://www.cadence.com/go/Xceliumをご覧ください。

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