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Juniper Networks社、ケイデンスのVoltus ICパワーインテグリティソリューションを採用し、当社最大規模のネットワーク向けSoCの初版シリコン動作を達成

ケイデンスの業界初並列プロセス処理技術により、
設計期間短縮および最新FinFETプロセス上でのサインオフ精度を実現

ケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス)は、4月4日(米国現地時間)、Juniper Networks社がケイデンスのVoltus™ ICパワーインテグリティソリューションを使用し、最新FinFETプロセス上で当社にとって最大クラスとなる数億インスタンス規模のSoC設計を1回でシリコン動作させたことを発表しました。ケイデンスのソリューションを採用することによって、Juniper社は以前のソリューションに比べ検証期間を短縮し、サインオフ精度を改善することができました。

設計期間短縮、精度改善に加え、Voltus IC パワーインテグリティソリューションが提供する業界初の並列処理技術を採用することによって、Juniper社の設計チームはチップ全体のパワーグリッド検証を効率的に実行することが可能になりました。数億インスタンス規模の検証を数百台のマシン上でほぼリニアに分散処理化できるVoltus IC パワーインテグリティソリューションにより、Juniper社のサインオフ検証プロセスが効率化されました。また10億ノード規模の複雑な設計の全体検証をフラットに対応できるので、設計チームはチップを複数のブロックに分割する必要なくチップ全体のパワーサインオフ検証を実行することができました。さらにVoltus IC パワーインテグリティソリューションはケイデンスのInnovus™ インプリメンテーションシステムおよびTempus™ タイミングサインオフソリューションともシームレスに統合されており、IRを考慮した配置の修正、クロックのSTA/ジッター解析、フロアプラン修正などの機能を通して、Juniper社は設計の最適化および設計クロージャの加速を達成することができました。

Juniper社コメント
Sanjay Kumar氏(senior director ASIC Designs):
「弊社は、高性能なSoCを設計しており、高密度で複雑なパワーグリッドに対して正確かつ高速なパワーサインオフ解析を必要としています。Voltus IC パワーインテグリティソリューションは、弊社において最大級なスイッチLSIのFinFET設計に対して設計クロージャ期間短縮に役立つ効果的な機能を提供してくれたので、我々は業界の競争において今後もフロントランナーで居続けることができます。今回成功したシリコン正常動作結果を受けて、我々は今後全ての最先端ノード設計に対してVoltus IC パワーインテグリティソリューションを使用する予定です。」

ケイデンス・コメント
KT Moore (senior product management group director of the Digital & Signoff Group):
「先端プロセスノードにおいて開発されるネットワーク、クラウドコンピューティング、グラフィックス処理、モバイル通信向けSoCのチップサイズやパワーグリッドは引き続き複雑になり、サインオフ検証の精度と処理時間が問題になっています。データ構造、データモデリングにおける最新のプログラミング技術、そしてマトリックスソルバーアルゴリズムに対応する複数サーバ上での大規模並列処理技術を搭載したVoltus IC パワーインテグリティソリューションとその分散処理能力を活用することによって、Juniper社は精度を犠牲にすることなく、設計のゴールを達成することができました。」

Voltus IC パワーインテグリティソリューションは、大規模な設計に対応できる高精度で高速な解析・最適化技術を提供するフルチップおよびセルレベル設計向けサインオフ解析ツールです。
さらに詳細な情報はwww.cadence.com/go/voltusicをご参照下さい。