日本ケイデンスの自動車への取り組み 広島大学のADAS向け道路標識認識アルゴリズムを、Protiumラピッド・プロトタイピング・プラットフォームへ搭載

第8回国際カーエレクトロニクス展(会場: 東京ビッグサイト、期間: 2016年1月13日(水)~15日(金))で日本ケイデンスが展示する、これからの車載電子システム開発を支える画期的なソリューションをご紹介します。

飛躍的な進化を続ける自動車産業は、自動運転を初めとして次世代技術への転換点を迎えています。その結果として、次世代の車はより複雑な電子システムを搭載します。また、機能安全やサイバーセキュリティへの対応を求められるようになり、車載電子システムの開発コスト・開発期間が増大しています。
日本ケイデンスのブースではシステム・デザイン・イネーブルメントをコンセプトに、複雑な電子システムの性能、信頼性、安全性を向上し、効率の高い開発ソリューションを紹介しています。

ケイデンス自動車向け製品
  先進運転支援
システム
インフォ
テインメント
イーサネット/
Car2X
電子制御
システム
(ECU)
イーサネットIP MAC、PHY、
Sigrity SIテクノロジ

車内ネットワーク
新しいフォールト・シミュレーター+
Incisive vManagerソリューション

機能安全
   
Sigrityテクノロジ
信号解析と電源解析
Tensilica IVP Image/Video DSP
画像処理
   
Tensilica HiFi DSP
オーディオ処理
     
全IP製品
標準インターフェース
 
ハードウェア、ハイブリッド、SVR
ソフトウェアブリングアップ
 
Tensilica ConnX ベースバンドDSP
ベースバンド処理
     
Virtuosoツール群+
SpectreおよびIncisiveの検証機能

AMS検証
     

日本ケイデンスブースでのデモ内容は、ケイデンスのProtiumラピッド・プロトタイピング・プラットフォームへ搭載した、広島大学ナノデバイス・バイオ融合科学研究所小出准教授の研究グループが開発したADAS向け交通標識認識アルゴリズムとなります。
これは、電子情報通信学会主催のデザインガイア2015(平成27年12/1~12/3)にて、「道路速度標識認識システムのRapid Prototyping Platform への実装」の内容で発表されたものです。
広島大学が開発した交通標識認識アルゴリズムは、矩形パターンマッチング、円検出、数字認識の3処理で構成され、夜間や雨天時、標識に傾きや歪みがある場合にも対応するものです。また、簡単な計算で抽出可能な特徴量を使い認識を行いリアルタイムに標識認識を行うことができます。広島大学は、3つの処理のうち矩形パターンマッチングをProtiumラピッド・プロトタイピング・プラットフォームへ実装し、ハードウェア(HW)/ソフトウェア(SW)の協調デバッグを行うことでシステムの立ち上げ期間を70%短縮しました。

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Protiumラピッド・プロトタイピング・プラットフォームは、ケイデンスのプリシリコンの早期ソフトウェア開発向けFPGAプロトタイピング・プラットフォームで、複雑な車載電子システムでのアルゴリズム開発やシステムの早期確認に大きな効果を発揮する革新的なソリューションの一つです。


今後も引き続き革新的なソリューションを紹介していきます。ご期待ください。

システムソリューション
小田川 真之

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