革新的スピード!サインオフDRCを数日から数時間へ ~次世代物理検証ツールPegasus Verification Systemの御紹介~
物理検証ツール

先端ノードでは、ロジックの大規模化、複雑なデザインルールの増加に伴い、デザインのクロージャーが近くになるに連れ、物理検証の処理時間は高速化を要求されます。これを実現するために、物理検証ツールの求められる機能として、下記が必須となります。

  1. 高速なレイアウトデータ入力
  2. 増加する複雑なデザインルールを最適に取り扱うデータフローアーキテクチャー
  3. 大規模分散における、ほぼリニアなスケーラビリティ
  4. 複数マシンのCPUを効率的に運用するシステム(大規模分散アーキテクチャーのサポート)
  5. クラウドプラットフォームのサポート
  6. レイアウトツールとのシームレスな統合
  7. ファウンダリ認証ルールのサポート

画像をクリックすると拡大表示されます

Pegasus™ Verification Systemの特徴:

•  大規模分散アーキテクチャー: 大規模分散アーキテクチャーを採用しており、今までにない速度とキャパシティを実現。これにより、設計者は数百のCPUを容易に利用することができ、テープアウトまでの時間を加速可能

•  フルチップのフィジカル検証の実行時間を短縮: 大規模な並列処理は960CPUまでほぼリニアなスケーラビリティが実証されており、DRCサインオフ実行期間を飛躍的に短縮可能

•  低コストなツール移行: 既存のファウンドリー認証済みのルールデッキを使用できるので、短期間での習得および100パーセント正確な結果を得ることが可能

•  柔軟性のあるクラウド対応プラットフォーム: 市場投入に対する厳しいスケジュールに直面しているお客様に対して、拡張性のある柔軟な計算処理環境を備えたネイティブなクラウド・サポートを提供

•  効率のよいCPUリソースの利用: データフローアーキテクチャーにより、マシンのコンフィグレーションや物理的な位置に関わらずCPU利用の最適化が可能となり、幅広いハードウェア環境において最大限の柔軟性を発揮することにより、DRCサインオフの高速化を実現

•  ケイデンスのデジタルおよびカスタムデザインフローとのネイティブな互換性: Pegasus Verification Systemは Virtuoso® custom design platformにシームレスに統合。瞬時にDRCサインオフチェックが行われるので、設計者は、correct-by-constructionフローによってレイアウト生産性を向上。Innovus™ Implementation Systemとの統合によりPegasus Verification Systemを実行することでフローの複数の段階において、サインオフDRC、マルチパターン・デコンポジション、歩留まり向上のためのカラーバランス、タイミング収束の繰り返しを減らすためのタイミング考慮のメタルフィル、設計期間を短縮するECO(engineering change order)時のインクリメンタルなDRCとメタルフィル、フルチップDRCなど、さまざまなチェックが可能

以下は、CDNLive Silicon Valley でMicrosemi社により発表された評価事例となります。PVSとPegasusを同じCPU数を用いて処理比較した場合、リニアに、3倍~6倍の高速化が見られました。また、よりCPUを使用して、10倍の高速化が確認されました。

SOC A: 60MG
SOC B: 400MG

図1.Virtuoso ICADV 12.3 プラットフォーム画像をクリックすると拡大表示されます

7月21日開催予定の CDNLive Japan 2017 においてはPegasusの紹介セッション「革新的スピード!サインオフDRCを数日から数時間へ ~次世代物理検証ツールPegasus™ Verification Systemのご紹介~」を予定しています。是非、ご来場いただけますようお願いいたします。

また、Pegasus Verification Systemの詳細は、www.cadence.com/go/pegasus をご覧ください。

フィールドエンジニアリング&サービス本部
佐藤 真之

Page Top