CDNLive Japan 2017 機能検証/システム設計検証トラックのご紹介

CDNLive Japan 2017 の「機能検証/システム設計検証」トラックでは、機能検証での漏れを防ぐための確実性・網羅性に関するユーザー様事例が目白押しになっています。

検証の網羅性指標として、カバレッジの概念は広く知られています。その中でも、コードカバレッジは準備の容易さから広く使用されています。しかし、大規模回路の検証、さらに、Palladium®などの加速化検証を用いた大規模テストにおいては、コードカバレッジは必ずしも適切なメトリクスとは言えなくなってきています。富士通株式会社の吉川様の発表では、その解となるアサーションとバス負荷観測を使ったカバレッジ手法についての実際をご紹介いただきます。

カバレッジを考えるとき、機能検証がシミュレーターやエミュレーター、フォーマル検証などの多種のエンジンを適材適所で使用して効率化されている現在、それらのエンジンを通したカバレッジ指標が必要であることは当然とも言えます。しかし、シミュレーションとフォーマル検証はその基礎概念から大きく異なり、今まではなかなか統一的にメトリクスとして確認することはできませんでした。メイビスデザイン株式会社の下釜様からは、Xcelium™とJasperGold®のカバレッジを統一的に扱う機能の活用事例をご紹介いただきます。

十分なカバレッジを達成するためには、十分なテストを準備することが必要です。しかし、言うは易し行うは難し、UVMなどのメソドロジを活用しながらコーナーケースを突くテストの生成に皆様苦労されてきたことは想像に難くありません。ルネサス システムデザイン株式会社の植西様からは、Perspec™ System Verifierを活用した実際の動作モードに対するテストシナリオの自動作成による効率化をご紹介いただきます。

網羅的な検証をシミュレーションベースで行う場合、シミュレーションの速度向上は必須です。この解として、ケイデンスは今年2月に第三世代シミュレーターXcelium Parallel Simulatorを発表いたしましたが、株式会社東芝の小野崎様より、Xceliumを用いたマルチコアシミュレーションの処理を高速化や従来製品となるIncisive® Enterprise Simulatorからの移行性についてご紹介いただきます。

また、検証の網羅性を高めるために、フォーマル検証の活用が進んできています。その一環として、フォーマル検証を用いた機能検証サインオフが注目を集めてきています。JasperGold を用いた最新のサインオフの考え方を日本ケイデンスからご紹介しながら、会場の皆様との質疑応答・議論を行うセッションをご用意いたしました。

なお、基調講演に引き続き11:20-12:00にテクニカル・キーノートを予定しています。ここでは、弊社プロダクトマーケティング担当副社長のMichal Siwinskiから、ケイデンスの検証ソリューションCadence Verification Suiteについてのアップデート情報をご説明させていただきます。併せてご出席いただけますようお願いいたします。

テクノロジーセールスリード
後藤 謙治

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